和歌のルール [ 渡部 泰明 ]
渡部 泰明 和歌文学会 笠間書院ワカノルール ワタナベ ヤスアキ ワカブンガクカイ 発行年月:2014年11月04日 ページ数:168p サイズ:単行本 ISBN:9784305707529 渡部泰明(ワタナベヤスアキ) 1957年・東京都生。
東京大学大学院博士課程中退。
博士(文学)。
現在東京大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 枕詞(まくらことば)ーそれは古風な約束事の言葉、訳せないけれど、意味がないわけではない。
/第2章 序詞(じょことば)ー一見関係なさそうな事柄なのに、人の心に形を与え、わかった気持ちにさせてくれる。
/第3章 見立て(みたて)ー風景をありえないものに一変させる、言葉の力。
/第4章 掛詞(かけことば)ー自然と人間を二重化した、意外性の世界。
/第5章 縁語(えんご)ー作者がひそかに仕掛けた暗号。
“隠れミッキー”を探せ!/第6章 本歌取り(ほんかとり)ー古き良き和歌を味わいぬき、それを自分の歌の中で装いも新たに息づかせる。
/第7章 物名(もののな)ー物の名前を隠して詠む、あっと驚く言葉遊び。
/第8章 折句・沓冠(おりく・くつかむり)ー仮名文字を大切にしていた時代に、和歌を使ったパズルがあった。
/第9章 長歌(ちょうか)ー長歌は、思い出を長くとどめるための記念写真。
/第10章 題詠(だいえい)ー題詠は、変わらない真実を表そうとする試み。
高校の教科書に載っている作品を中心に和歌の魅力を味わうのに十分な10のルールを選びました。
初めて和歌を読む人々を思い浮かべて書かれた、わかりやすくて本格的な和歌案内書です。
本 人文・思想・社会 文学 詩歌・俳諧
- 商品価格:1,320円
- レビュー件数:0件
- レビュー平均:0(5点満点)
和歌 関連ツイート
@cypress_msma ついつい、A4原稿用紙印刷して、いそいそと書いてしまいました。📄(嘘だろ…🤭笑)
野崎さんの言葉っていいなぁ。
和歌トーク、しましょう!ぜひとも! https://t.co/UdUVRC2b09@aimee_msma 2020/03/04 23:48
@May_Roma もともとが「もののあはれ」の国だから、ちょうどいいんです。桜の花びらが散るのをほめながら、和歌をよむ国にもどればよい。
@taneri777 2020/03/04 22:57
RT @KGogyoka: 現在のフォエム52のお題が『春夢』ですが、昔の和歌で
春の夜の夢の浮橋とだえして峰にわかるる横雲の空(藤原定家)
春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ(周防内侍)
が好きです。(南野)@phoem52 2020/03/04 22:33
RT @kakitutei: 紫式部の夫・藤原宣孝が詠んだ歌
「桃といふ名もあるものをときのまに ちる桜には思ひおとさじ」
現代語訳:「百(もも)というめでたい名もあるのだから、時の間に散るような桜には思い落すことはしないでおこう。」
『新訂版 紫式部と和歌の世界』(武蔵…@colon33_cherry 2020/03/04 23:49
RT @pbdpf: 喘ぎ食レポではありません
和歌です(大嘘)@shibu_ama_kaki 2020/03/04 22:42